ロサンゼルスでインディバンド観てきました!

あっという間の1週間でしたが、ロサンゼルス旅行から無事帰還しました♪帰りの電車で「円高効果でロスの日本人観光客急増」というニュースが流れてて納得。確かにどこ行っても日本人いました(笑)ネットでは治安が悪いとばかり出てましたが観光地やショッピングタウンにふらふらする分には全くの杞憂でしたよー。

たとえば…
サンタモニカに路線バスで行ったのですがバス停がわかりにくく困ってたらヒスパニック系の移民のおじいちゃんと「トランスフォーマー」の映画を観た帰りらしい小学生位のお孫さんにとっても親切に教えてもらったり、今どこ走ってるのか表示がないので隣の女性に聴いたらやはり気持ちよく降りるバスストップの時期を知らせてくれたり、勿論スリにもあわずとても心地よい旅でした。
ロスは砂漠に近い気候で雨がほとんど降らず毎日昼は27度位あるのですが太陽が近くて、とにかく青空が抜けるように青い。雲も少ないです。湿気は全くないので日陰はひんやりしてて気持ちいい。

サンタモニカは有名なビーチシティ。波は穏やかで綺麗な海!平日というのに結構な人出で、泳いだりヨットに乗ったりサーフしたりと思い思いに皆遊んでます。ビーチサンダルに半パン、Tシャツというラフな格好の人ばかりですが、そういえば大体どこの街でも皆さんラフな格好でしたねー。街路樹はヤシの木だし、まるで南の島のような感じ。
歴史のある遊園地もあるし、Tシャツやビーチサンダル、キーホルダーなどのみやげもの店も田舎の雰囲気でのどかです。ストリートミュージシャンも数人いていろんな音が流れてましたがビーチの雰囲気を壊さないよう選曲に気遣ってるみたいでしたね。私はニール・ヤングにちょっとお顔が似てたギター弾きのおじさんにチップをあげました♪
そういえば、似顔絵描きのひとがいたのですが、絵をみると日本の似顔絵とやはり似てるんです。不思議だったなー。
ソフトクリームを食べたんだけどやっぱり日本より全然ビッグサイズ。米国ではソフトドリンクもカップの大きさはレギュラーサイズが日本でいうLなんです。なので飲みきれずに捨てるのがもったいないなっていちいち思いましたが(苦笑)

それとロスといえばディズニーランドが有名ですが、そこには行かず、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドに行きました。
正直大阪のUSJとは段違いの面白さでしたね!!まあ当たり前ですか、こちらは本物のスタジオがあってそこを回るスタジオツアーがあるのです。
ただ、VIPツアーでないとスタジオの中はみせてくれないので外につくってある街のセットとかをめぐるツアーです。そう書くとつまらないようですが、勿論ユニバーサルですからアトラクションを次々に仕掛けてくれてます。
何台かのトラム(20人乗り位のオープンカーのようなもの)に乗って出かけるのですが、これがただの車じゃないのがミソです!
走ってると突然車のスタンドが突っ込む寸前で止まったり、トラム自体が上下に揺れたり、水の上を走ったり。とにかくすごい面白い!

一番の目玉は3Dのキングコングに襲われる衝撃ですね。例のメガネをかけてトンネルに入ると、でっかいキングコングがほんとに襲ってくるんです。すごいうなり声を出して。これは体験しないと伝えにくいけど怖い怖い。トラムも左右上下に揺れるし、臨場感半端ないです!
あとは、駅の改札のセットに入っていくと突然ほんものの洪水が襲ってきたり(水流すごい)、火がぼんぼん車を囲んでついたり、ジョーズがすぐそばを泳いできたりとハラハラドキドキの体験でした。かなり長く感じられたから40分位はあったんではないかなあ。途中でヘンな日本語の(笑)日本の街も通りましたね。どこかで実際使われてたような自販機とか看板も並んでて笑えた。さすがに長蛇の列で入場しただけの事はあります。もう一度行きたかったー

あと、有名な辛口アニメのザ・シンプソンズのライド、楽しかったです。ここも3Dでまるでアニメのキャラクターと同じ世界に迷い込んだような錯覚。デザインのセンスもポップで明るくてほんとアメリカだなーって感じでした。他にもシュレック4D(なにが4つめなのかと思ったらシートの仕掛け)、ジュラシックパークターミネーターと、全部じゃないですが大体周って充実した一日でした。

他にはワーナーブラザーズのVIPツアーてのも参加しましたよ!ユニバーサルと同じ位のお金なんだけどここは素朴にスタジオをいくつかみせてくれるだけ。
撮影中のスタジオには当たらなかったけど、使用中のセットをいくつかみました。人気ドラマ「フレンズ」とかね。ここに来た目的は映画「ダークナイト」で使用したバットマンやジョーカーの衣装や小道具、バットマンカーを観る事!ジョーカーの衣装をみてヒースの事を思い悲しかったけど…夢は果たせて感慨深かったです。

さらに現地のツアーでハリウッド俳優たちのビバリーヒルズ豪邸めぐり(笑)やチャイニーズシアターで超有名俳優たちの手形足型を拝見したりとミーハーに楽しんできました。とにかくあちらは車がないとどうしようもないので、テーマを決めてガイドつきのツアーに参加するのは効率がいいですね。ツアーといっても私達二人だけだったので予定外の「ハリウッド・ロックウォーク」(ギターセンターという大きな楽器店の正面にずらりと有名バンドの足跡がある。超有名大物米国バンドマンたちの中に何故か?某日本人の二人組の手形プレートもあった笑)にも寄ってもらったりね。いやあ、楽しかった!

あとはショッピングですね。やっぱり円高の恩恵最大限受けないと(笑)。
まあほとんどのブランドは日本進出してるので目新しくはないのですが、カワイイ!と食いついたのはBath & Body Worksというチェーン店。The Body Shopをもっと若いコ向けにしたというか、チープでユニークなお店です。アップルパイとかストロベリーチーズケーキとかのお菓子の香り、フルーツの香りのハンドソープ!パッケージもカワイイし、とにかく珍しくて数本買っちゃいました。日本ではまだ通販でしか手に入らないみたいだけど原宿あたりに出店したら人気出ると思うな。

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さてさて、やっと本題。今回の日程は残念ながら好きなバンドのライブと全然かぶらずがっかりだったんですが、とりあえずロスのライブハウスってどんなものかと行って来ましたよ。
場所はロス郊外の公園の一角にあるThe Echoという150人ぐらいのキャパのホール。こじんまりとしてますが9月のスケジュールをみるとSurfer Blood や Handsome Fursなんかが来ててなかなか人気のハコのよう。ドリンク代も強制徴収されず日本円で1000円ちょっとです、安!(まあタクシー代が高かったけど)。
今回観る3つのバンドは全く知りません(爆)。ただ、試聴して最初のふたつのバンドがなかなかよかったので来てみたわけ。ホテルから遠いし最後のバンドまでみると夜中になるので2つめの途中で退場したのが惜しかった!とにかく始まるのが22時過ぎと遅いんですもん(泣)。交通も不便だしみんな車で来てるんでしょうねえ。イベントの詳細はコチラ

で、感想です。トップバッターのPainted Palmsは2人組(ライブではドラマーを加えて3人)、サンフランシスコの出身で、Secretly Canadian所属の新人バンド。Secretly CanadianでEPデビューというだけでそそられます!うん、聴いた感想は、まだまだういういしいしくてライブ慣れしてない感じだけど心地よいトロピカルな眠気(?)を誘って人気出そうではあります。とにかくメガネ君が音楽オタク〜って感じでいいですね(笑)。

Painted Palms - Falling Asleep (Live on KEXP)

↑ボーカル髭そってサッパリで、モテそうでしたよ〜


個人的に結構気に入ったのは次に登場したPepper Rabbit。Grizzly Bearも所属のKanine Recordsの新人でロス在住の2人組(ライブではサポートのベース入れて3人)。レーベルのプロフィール写真より今はだいぶイケてます(笑)30分位で帰らなくてはならずほんと惜しかった!マイスペをみると2005年登録とあるから結構下積みしてるのかな。ボーカルの声もかなり力強く、キーボードもパワフルに弾きまくってましたね。彼らが出る頃にはオーディエンスもかなり集まってましたし盛り上がってました。そういえば、ボーカル君どことなくWolf Paradeのスペンサー君に似てた!(笑)新譜買ってみようと思ってます。

Pepper Rabbit - Red Wine (Live on KEXP)

Pepper Rabbit - Harvest Moon (Live on KEXP)

オーディエンスのファッションはバラバラでしたが(さすがにパンクスはいないけど)、多かったのはインディバンド好きを公言するような黒縁メガネでチェックチャツてな感じの男のコが多かったかな(笑)。バーのバイト君と今度来るアーティストの話してたりマニアックな音楽ファンが結構いたような感じです。